妊娠中のかゆみ・・・妊娠性痒疹・・・
妊娠性痒疹は妊娠性皮膚疾患の中で最も多いもので、後期型は初産の妊婦さんに多くみられる症状です。
妊娠性痒疹は大きく分けると3つに分かれます。
早期型・・・妊娠3〜4か月頃から小さいブツブツができたりかき傷ができたりします。早期型は妊娠2回目以降に出来やすいといわれています。出産後には症状がなくなりますが・・次回の妊娠でも再発することが多いとされています。
後期型・・・妊娠後期の初産婦で腹部の妊娠線の周囲に出来やすいといわれています。少し盛り上がった赤い斑が出来て非常に激しいかゆみが起こります。臀部・大腿には拡大する傾向がありますが、前胸部・顔には拡大傾向ありません。出産後、数日で軽快することもあります。
重症型・・・稀なケースですが、全身に米粒大で内部に出血を伴うブツブツができ、胎児死亡を起こすことがある怖い症状です。
治療方法は妊娠しているので抗ヒスタミン剤の内服は、催奇形成の問題で使用しづらいとされていて、ステロイドの塗り薬で治療するのが一般的です。塗り薬のステロイドは、赤ちゃんに影響しにくいとされていますがきちんと
医師の指示どおり使用するようにしてください。